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オステオパシーとは

日本では「オステオパシー」という名称を知っている人は、まだまだそんなに多くはありません。
しかしオステオパシーの歴史はとても古く、1900年初頭にはすでに米国で医学として公認されており、オステオパシーの施術師は医師と同等と位置付けられています。
同じころ日本にも紹介されましたが、「オステオパシー」独自としての伝承がなされなかったため、認知度が低いまま今に至っています。

現在は、国内で少しでも多くの方が安心してオステオパシーの治療を受けられるように、世界基準を満たすべくJOF(日本オステオパシー連合)が結成されており、米国の水準に基づいた試験に合格した治療師のみにMRO(J)の資格が与えられます。
オステオパシー治療は通常の医学知識に加え、指先の鋭敏な感覚を要求するため、MRO(J)の有資格者により安全な施術が提供されています。

※オステオパシーの詳細は、JOF(日本オステオパシー連合)および、KOA(関西オステオパシー協会)のホームページをご覧ください。

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人間の持つ自然治癒力を最大限に活かして

病気は「患部」で起こっているわけではありません。
体全体の様々な箇所にある少しずつの歪みが合わさって、いつしか大きな症状となって現れます。それが初めて「患部」として認識されるのです。

つまり、「肩こり」がひどいからと言って肩を治療するだけでは症状は改善しません。
そこに至るまでの歪みや可動性を調べ、ひとつずつ解きほぐしていくことで回復へと導きます。
オステオパシーは、人間に本来備わっている自然治癒力を最大限に引き出す治療法です。

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体は自己調整機能を持つ

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人体は、生涯スムーズに航海できるよう自ら防衛し、修理し、調整する方法を持っている。

人体は一つのユニット

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体には各部分があり、それぞれがそれぞれの仕事をすることで、全体を円滑に動かすことができる。

機能と構造の相互関係

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飛行機も自動車もそれぞれの機能を発揮するための構造をしている。
人体も、個人個人で構造が違うのでその機能も違ってくる。

これら3つの考えを踏まえた上で行う治療こそが合理的な治療です。